タオル地に染まった、鮮やかな歌舞伎の意匠。
首に巻くと顔周りがぱっと明るくなり、
柔らかな風合いは肌に心地よい。
タオル地は、愛媛が誇る今治のタオル。
中でも特に柔らかく織られた生地を使っている。
今治のタオルは、吸水性に富み乾くのも早い。
故にこれに柄を染めるというのは、
歌舞伎の舞台衣裳を染め続けてきた
老舗の職人をもってしても
至難の技だった。
歌舞伎の定式幕をモチーフにした、
三色のぼかし染め、三人吉三は「引き染め」。
勧進帳、道成寺、鷺娘の人気演目をデザインしたものは
「型染め(シルクメッシュ染め)」。
通常の染めでは「伸子」と呼ばれる道具で
生地をぴんと張り染めるが、
織り目の粗いタオル地ではこの道具も使えない。
洗濯しても色落ちしないなど普段の使用に耐えるよう、
染料も舞台衣裳とは違うものを使う。
百戦錬磨の舞台衣裳の染め工房が培ってきた
経験・技術があってこそ実現した新しい染めだ。
人気演目に因んだ意匠には
隠し文字がデザインされているなど、
遊び心も楽しい。
- 勧進帳、道成寺
- サイズ:W340mm×D1300mm
素材:綿
希望小売価格:¥3,850(税込)
- 定式幕 萌、定式幕 淡、定式幕 柿、三人吉三、鷺娘
- サイズ:W340mm×D1900mm
素材:綿
希望小売価格:¥6,380(税込)
※本サイトに掲載している情報は2024年5月現在のものです。
※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。
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