創業160余年、最も歴史ある浮世絵木版画工房
約1200年前から培われてきた日本の木版画技術は、17世紀に成立した浮世絵版画をもって開花しました。葛飾北斎、歌川広重といった絵師の描いた絵を木版に彫り、紙に摺る江戸木版画の技術によって、浮世絵は広く流通し、江戸を代表する大衆文化となりました。
摺師の繊細な色彩感覚、バレンの力加減によって帯びるぼかしによって、“現実よりも鮮烈な臨場感”を描いた浮世絵の魅力が初めて再現されると言われています。
高橋工房は、創業160余年、最も歴史ある浮世絵木版画工房です。木版画の「摺師」の家系で、現在は版元としても作品を製作。江戸時代から変わらぬ素材、技法を用いて現代に当時の木版画を蘇らせているだけでなく、さまざまな現代アートとのコラボにも挑戦しています。
私たちが「浮世絵」と聞いて思い出す葛飾北斎の大波の絵、東洲斎写楽の役者絵…それらの多くが版画で制作されたもので、色鮮やかな多色摺りを特徴とする日本の印刷技術のルーツと言われています。その技術は「江戸木版画」と呼ばれ、400年以上にわたり東京を中心に伝統的に継承されてきました。
江戸当時と変わらぬ素材と技術・技法を用い、今もなお、職人たちの手によって江戸の人々に愛された浮世絵木版画を現代に蘇らせています。
株式会社 高橋工房
〒112-0005 東京都文京区水道2-4-19
TEL 03-3814-2801
FAX 03-3811-7341
代表取締役 高橋 由貴子
- 工房見学
- あり
- 工房体験
- あり
工房見学、工房体験をご希望の方は事業者にお問い合わせください