TOKYO Teshigoto

有限会社 鍋谷グラス工芸社

22 江戸切子

伝統を受け継ぎ、守り、昇華させていく

切子とは、ガラスの表面に金盤や砥石を用いて、いろいろな模様をカットする技法、つまりカットグラスのことです。江戸切子は厚さ1ミリ弱の色被せガラスに繊細な彫りを施し、シャープで鮮明な輝きを生み出す万華鏡のような美しさが人気。近年は、透明ガラスに文様を施した切子のシンプルな美しさも再評価されています。

鍋谷グラス工芸社は、1949年(昭和24年)東京都大田区に創業、江戸切子伝統工芸士 鍋谷淳一が3代目となる工房です。厳選したクリスタルガラスを使用し、職人の手により華やかなカットを施していく。そうして完成された江戸切子は、感覚に触れた瞬間、心を動かすものづくりをしています。伝統を受け継ぎ、守り、時代に合わせ昇華させていくことが鍋谷グラス工芸社の「ものづくり」の信念になっています。

今までの江戸切子にはなかった、新しい江戸切子の姿を生み出した3代目鍋谷淳一。伝統を受け継ぎ、それを昇華させる事で新しい時代の江戸切子を生み出していく4代目鍋谷海斗。そんな親子の作品はこれからも進化していきます。

有限会社 鍋谷グラス工芸社
〒144-0035 東京都大田区南蒲田3-11-21
TEL 03-3744-1882
鍋谷 淳一

工房見学
なし
工房体験
なし

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