グラスの中で金魚が、
泳いでいるよう。
丁寧なカットで表現された金魚の
骨格や鱗、水に揺れているような
躍動感を持つ尾鰭。
アール・デコの巨匠、
ルネ・ラリックを彷彿とさせる立体感で
表現された金魚は、
江戸切子の範疇を超えている。
江戸切子の伝統的な文様である菊つなぎも、
この金魚と組み合わさることで
水面の煌めきに見えてくる。
ぐい呑みは無色のクリスタルに
赤の色硝子を被せたものをカットしているが、
赤を被せた部分は金魚の身体にだけ使うため、
それ以外の赤は取り除いている。
取り除く際にガラスに独特の凹凸がつくため、
水の中を金魚が泳いでいるような
視覚効果を生み出す。
オールドグラスの方は、
透きガラスに金魚をカットで表現した。
琥珀色のウイスキーなど
色のあるものを入れると
金魚の姿が浮き立つ。
冷たい発泡水のはじける泡と
金魚の取り合わせも、面白い。
グラスを使う度に、
金魚に命が与えられ物語が始まる。
そんな楽しさのあるグラスだ。
- ぐい呑み
- サイズ:φ65mm×H50mm
素材 : クリスタルガラス
希望小売価格:¥44,000(税込)
- オールドグラス
- サイズ:φ82mm×H90mm
素材 : クリスタルガラス
希望小売価格:¥22,000(税込)
※本サイトに掲載している情報は2024年5月現在のものです。
※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。
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