TOKYO Teshigoto

扇面を開くと現れる、
江戸っ子好みの粋な紋様。
「毘沙門格子」は、
神楽坂の毘沙門天にちなんだ紋様。
「鮫小紋」は、代表的な小紋柄。
雅で華やかな京扇子に対して、
粋で洒脱を身上とする
江戸扇子の姿は潔い。
扇子を閉じた際に、
パチンと小気味良い音を聞かせてくれるのも、
また潔い。
扇子づくりには30 ほどの工程がある。
分業制の京扇子に対し、
江戸扇子はすべての工程を職人一人で行う。
一つ一つの作業を
丁寧に積み重ねて行かなければ、
この小気味良い音は生まれない。
確かな技を持つ扇子職人は、
今や数えるほど。
「雲錦堂 深津扇子店」は、当代で五代目。
確かな技と美意識を継承する。
江戸っ子好みの紋様も、
今の感覚に合った色彩で仕立て上げる。
白竹、唐木染竹(からきそめたけ)、煤竹、
煮黒竹など扇骨が変わると、
同じ扇面でもがらりと印象が変わる。
風を起こすための道具でありながら、
奥深い楽しみが江戸扇子には潜んでいる。

男持ち
サイズ : 七寸五分 L225mm 
素材 : 竹、和紙
希望小売価格 :
毘沙門格子白竹越前地 ¥11,000(税込)
鮫小紋唐木染竹淡色雲母(銀) ¥19,800(税込)
女持ち
サイズ : 六寸五分 L195mm 
素材 : 竹、和紙
希望小売価格 :
毘沙門格子白竹越前地 ¥8,800(税込)
鮫小紋唐木染竹淡色雲母(銀)¥17,600(税込)

※本サイトに掲載している情報は2024年5月現在のものです。

※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。

※商品の仕様および希望小売価格は、予告なく変更することがあります。