TOKYO Teshigoto

05 東京銀器

主な原材料に純度92.5%以上の銀を用いて作られる金属工芸品。江戸時代中期に、銀器職人や飾り職人が登場し、銀器や銀道具が広く親しまれたことで発展した。地金を金槌でたたいて成形する「鍛金」、表面に模様を装飾する「彫金」、模様を切り抜いて別の金属を嵌め込む「切嵌(きりばめ)」、母材よりも融点の低い金属を溶かして接合する「鑞付(ろうづけ)」といった技法を用いて製作されている。