TOKYO Teshigoto

ボウタイ

東京組紐

奈良県の正倉院宝庫に、
当時の文官武官が衣服を束ねるために使っていた、
組紐でできた帯が残っている。
そのなかには
“安田組(あんだぐみ)”で組まれたものがみられるという。

安田組は、中国大陸で最初に組まれた基本的な組方だ。
適度な幅と厚み、そして硬さを出すことができ、
ふっくらとはりを持たせるのも、
つぶして好みの形にアレンジするのも、自由自在。
好みに合わせて、微妙なニュアンスを表現できる。

そんな安田組で組まれたのが、『DOMYO』のボウタイだ。

デザインを手がけたのは、
イギリスのハイブランドで10年以上のキャリアをもつ、
デザイナーの鈴木モモコさん。
世界の最先端を知っている彼女から、
ボウタイの話をされたのがきっかけだった。
提案されたプロトタイプを見て、
これならば組紐の良さが生かせる、海外にも持っていきたいと、
2015年に洋装ブランドのDOMYOを立ち上げた。

海外のショップには、当然のようにボウタイが並ぶ。
国内でも、着ける人が増えてきた。
パーティや結婚式など、
特別な機会に結ばれることも多いボウタイに、
手染めの絹糸で手組みされた組紐は、
場にふさわしい品格がある。

スタンダードな無地に加え、色柄のボウタイもデザインした。
貴重な文化財である“玉帯(ぎょくたい)”という帯を参考に、
組紐の目の間にビーズを取り付けたものは、
なかでもひときわ目をひく華やかさだ。

DOMYOでは、ピアスやブローチ、ブレスレットなども展開するが、
あえてボウタイを、ヘアアクセサリーやバックのチャームに
アレンジしたいと求める方もいる。
洋装部門をきっかけに、
和装の機会がない方にも組紐を楽しんでもらえるようになり、
さまざまなブランドとコラボして、
ベルトやネクタイなどを作ることも増えてきた。

手染め、手組、さらにネクタイ専門店による縫製と
手仕事による長期間の工程を経て形づくられるボウタイ。
1400年にもわたる日本の文化と、
西洋のファッションとのコラボレーション、
その象徴のひとつがDOMYOのボウタイとして、
いまここに結実している。

ボウタイ
素材:絹糸100%
サイズ:幅105mm×高さ80mm
種類:ボウタイ・バタフライ(白、黒)
   ボウタイ・スタンダード(白、黒)
希望小売価格:
ボウタイ・バタフライ(白、黒)¥23,100(税込)
ボウタイ・スタンダード(白、黒)¥22,000(税込)

※本サイトに掲載している情報は2021年1月現在のものです。

※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。

※商品の仕様および希望小売価格は、予告なく変更することがあります。