TOKYO Teshigoto

haku硝子

江戸切子

余白にすっと溶け込む、切子。

余白の白=hakuが、工房名の由来。主の三田村義広さんは、「この器で飲むと何か違うな、美味しいなと思ってもらえる器を作りたい」と言う。そんな願いを胸に、使う人の生活空間にすっと溶け込む江戸切子をイメージした時、「空間」、「余白」という言葉が浮かび、この工房名が生まれたのだそうだ。haku硝子の特長は、伝統工芸の重みがありながらも、現代の生活空間に置いても違和感のないデザインにある。江戸切子の意匠は「籠目(かごめ)」「魚子(ななこ)」、「七宝」など、伝統的な文様の組み合わせで作られる。haku硝子は、伝統的な文様に、例えば大胆な動きのあるカッティングを組み合わせることなどで、新しい江戸切子の世界を作り出す。一つ一つの器には、見るもののイマジネーションを刺激する名前がつけられる。「火華(ひばな)」と名付けられた江戸切子の器を使うとき、手にした人は何を思うのだろうか。現代的な感覚を持つ三田村さんだが、親方のもとへ何度も通い弟子入りを果たし修行したという古風な一面もある。昔ながらのやり方で職人の技を磨いての一本立ち。2017年には、念願の工房を構えた。新しい工房には、レストアして白く塗り直されたグラインダーが据えられる。人々の余白に溶け込む切子が、ここから生み出される。

haku硝子
〒135-0004 東京都江東区森下1-1-9 1F
TEL 03-6659-9716
FAX 03-6659-9719
三田村 義広
mitamura@hakuglass.com