「さりげなくいいものを」創業百年、職人の挑戦
人形は製法によって衣裳着人形と木目込人形に大別され、18世紀に京都で発祥したとされる木目込人形は、胴体の原型に溝を彫り、衣裳となる布地を貼り付ける日本独自の技法を持っています。人形を贈る風習は、親が子の成長や健康を祈り、古くから受け継がれてきた日本固有の文化です。
岡半は、創業100年、全て手作業で製作しており、造花に込めた伝統工芸の磨き抜かれた技が存在感を放っています。 作品のコンセプトは、「さりげなく良いものを」。和の伝統を演出する脇役として細部に渡り丁寧に、造花に込めた職人の匠の技。さり気なく、そして盛り上がるよう心がけて…。
桜橘・紅白梅・手持ちの枝・立ち木・かんざし等々、正月・三月・五月・童・日本人形に付属する造花、節句品以外にも季節の飾りとして、小鉢盆栽や和の花の壁飾りなど製作しております。
岡田雄二は三代目として日本人形用造花、寺社、祭祀用造花を製作しています。現在は主に雛人形用桜橘、紅白梅、菖蒲を製造し、「和」の伝統を演出する日本の伝統工芸を国内外に発信。作品が仕上がるまでには、パーツ数・延べ工数を気の遠くなるほどの細かい手作業で積み重ねています。
有限会社岡半
〒336-0936 埼玉県さいたま市緑区太田窪3-2-8
TEL 048-882-8294
岡田 雄二
okahan@mub.biglobe.ne.jp
https://www.okahan-zouka.jp/
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