新しい感性と伝統の技の融合、開発へ
18世紀初頭、中国やヨーロッパから伝来した技術と日本の技術のハイブリッドとして生まれた江戸硝子は、19世紀の終わりには東京の地場産業として隆盛を極めました。
高いクオリティーを保つために修行を積んだ職人の技術は、ヨーロッパの高級クリスタルブランドと並び称され、日本有数のガラス製品の産地である東京・江戸硝子の名は世界に轟きつつあります。
中金硝子(なかきんがらす)総合株式会社は、東京都江戸川区に1946年(昭和21年)に初代の中村金吾により創業された中金硝子製作所です。創業以来2色のガラスを重ねて吹く『中金色被せガラス』を主に製造し、江戸切子の普及に貢献しています。
創業者の中村金吾は、中金色被せガラスを美しく製作するための工法である『ポカン工法』を日本で最初に編み出した人物です。外側に薄く色ガラスを吹き、熱した特殊なお窯に入れながら内側に他の色のガラスを吹いて溶着する工法は独特なもので広く利用されました。
近年では、産学公コラボ商品などを手掛け、新しい感性と伝統の技との融合商品の開発にも力を注いでおります。
中金硝子総合株式会社
〒132-0035 東京都江戸川区平井2-11-29
TEL 03-3684-4611
岩渕 道子
info@nakakinglass.com
https://nakakinglass.com/wordpress/
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