TOKYO Teshigoto

火造り手打ち包丁

29 東京打刃物

極軟鉄(ごくなんてつ)に鋼を重ね、
輪拵(わごしらえ)も刃も総火造りで作る
手打ちラシャ切り鋏。
ラシャ切り鋏の創始者のもとで
名人と言われた石塚長太郎が
祖父、その次男でやはり名人と
言われた正次郎を父に持つ、
当代が手がける「火造り手打ち包丁」。
高級刃物を作るに欠かせない鋼を、
惜しげも無く使った包丁の切れ味は鋭い。
トマトに刃を入れると、
その重みだけですっと切れる。
総火造りとは、
型を使用せずに熱した鉄を人の手で叩いて
作る伝統製法のことで、
日本刀と同じ技術を要する。
手打ちの跡を荒々しく残した包丁に使った
竹の柄は、ほてい竹。
節が多く木よりも腐りにくい。
ペティナイフは共の柄で
先端は蕨手(わらびで)となっている。
鍛え上げられた打ち刃物は強く、
長い使用に耐える。
いずれも使い込むうちに、
独特の光沢が出る。
料理が楽しくなり、
また使う度に愛着が深まっていく包丁だ。

竹柄万能包丁
サイズ : W350mm×D60mm
(刃渡り W180mm) 
素材 : 鋼、ほてい竹
希望小売価格:¥55,000(税込)
ペティナイフ
サイズ : W265mm×D40mm
(刃渡り W125mm)
素材 : 鋼
希望小売価格:¥27,500(税込)

※本サイトに掲載している情報は2024年5月現在のものです。

※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。

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