TOKYO Teshigoto

41 東京洋傘

三角に裁断した生地を傘の頭側から縫っていく「関東縫い」と呼ばれる技法を用いて製作された傘。1854年のペリー来航時に洋傘が持ち込まれ、その後、東京の職人により生産されるようになった。骨と生地を直接触れさせないためのダボ巻きやロクロ巻きなどを行うことで、装飾的な美しさと機能性を兼ね備えている。生地は伝統的に絹、綿、麻が使われてきた。