TOKYO Teshigoto

犬張り子へその緒ケース

23 江戸押絵羽子板

日本には、子どもが生まれると
厄除けに羽子板を送る風習がある。
その風習に倣い、水門 俊裕が手がけたのが、
伝統の江戸押絵羽子板の技法で仕上げた
『犬張り子へその緒ケース』だ。
主に名刺入れとして販売していた桐の小物入れを改良。
へその緒の保管に適している上質な桐箱に、
魔除けや無病息災を願う意味を持つ
「犬張り子」の押絵と、
赤い麻の葉模様の生地を配している。
犬の顔の部分には「毛抜き合わせ」という技術を用いて、
立体感のある可愛らしい犬張り子の表情を表現した。
その他にも、玉縁、組み上げなど
随所に伝統の押絵技法を駆使している。
このような加工ができるのは
伝統工芸士の中でも僅かである。
スライド式の桐箱は
蓋と本体の柄をぴったりあわせており、
美しく密閉性に優れた機能的な仕様になっている。
オプションで名入れも可能だ。
色が褪せないよう、純金箔の文字入れをするので
特別感のある記念品となる。
へその緒ケースは画一的で無機質な箱であることが多く、
しまい込んでいる人も少なくない。
伝統技法で作られた美しい小箱なら
誕生の記念として大切に保管し、
誕生日など節目のたびに手に取りたくなるはずだ。

犬張り子へその緒ケース
種類:全2種
素材:桐、正絹
サイズ:長さ100mm×幅70mm×高さ50mm
希望小売価格:¥5,500(税込)

※本サイトに掲載している情報は2024年5月現在のものです。

※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。

※商品の仕様および希望小売価格は、予告なく変更することがあります。