銅板に錫を塗り全て手作業で彫って仕上げる、
江戸時代からの伝統を受け継いでいる
江戸幸の銅製おろし金。
大根をおろしても水っぽくならず、
口当たりもふんわりと柔らかい。
硬い銅板に鏨(たがね)を打ち込み
鋭い刃を立ち上げることで、
食材をすりつぶすのではなく、
切るようにおろすことができるからだ。
このおろし金を受け皿と一体化させ、
薬味用に開発したのが
今までにはない新しいデザインのおろし金『銅 薬味おろし金 ふたやく』。
受け皿がいらない小鉢型なので気楽に使え、
おろし面が斜めなので楽にすりおろすことができる。
おろし金作り60年の職人、
勅使川原 隆にとっても初のチャレンジである。
長年作り続けてきたおろし金は羽子板型。
平面の銅板に目立てをしてきたが、
今回は斜めの面への目立て。
そのため銅板が反らないように
目立てができる専用の鏨を新たに作り
食材に合わせて使い分けることができるよう、
表裏で粗さを変えた。
銅製おろし金でおろせば、
水分が出過ぎないため、美味しさが閉じ込められ、
歯ごたえも残る。
料理の味を引き立てる薬味が、
道具によってまったく変わることが実感できる。
おろしたての美味しい薬味は食卓をさらに豊かにする。
薬味をたしなむ、手技の銅製おろし小鉢である。
- 銅 薬味おろし金 ふたやく
- 種類:全2種(鏡面・梨地)
素材:銅、錫
サイズ:幅70mm×奥行70mm×高さ20mm 120g
希望小売価格:各¥12,100(税込)
※本サイトに掲載している情報は2024年5月現在のものです。
※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。
※商品の仕様および希望小売価格は、予告なく変更することがあります。