丁寧な手刺繍、江戸刺繍の技法で自分らしさを表現
日本の刺繍の歴史は、今から約400年前にまで遡ります。仏教の伝来と共に刺繍による仏像が作られたのが始まりで、17世紀以降、刺繍入りの着物が町人階級にも普及し、江戸刺繍は京風、加賀風に並ぶ日本刺繍の代表格と称されるようになりました。
江戸刺繍は、多いときには数万回に及ぶ針数が生み出す細密画の如き作品です。絹糸ならではの光沢を放ち、角度を変える度に絹糸が輝きを変えることから、絵画や写真とは異なる魅力を持った鑑賞作品としての価値も高いといえます。
当店は、創業1968年(昭和43年)杉並区にある刺繡店です。着物や帯を華やかにする刺繡や半襟・縫い紋(家紋)・オリジナルおしゃれ紋など、伝統工芸である江戸刺繡の技法で一つ一つ丁寧に手刺繡で行っております。絹の光沢を生かした日本刺繡で気品のある作品を製作、現在は姉妹で家業を継ぎ、伝統の江戸刺繍を守りながら新しいことにチャレンジしています。
刺繍は、大切なものに「自分らしさの表現」を縫い込むことで、手刺繍なのは良いものを長く大事に使うためです。江戸刺繍という伝統技法を守りそして発展させることで、潤いのある生活の一助となります。刺繍のプロフェッショナルとしてお客様のイメージ想起をお手伝いし、そのイメージを正しく共有し期待に応え、想像を超えた仕上がりで喜んでいただく、それが私たちの目指す姿です。
高橋刺繍店
齋藤 優子、遠藤 麻美
〒166-0015 東京都杉並区成田東1-47-16
TEL&FAX 03-3315-6496
3takahashi.shishuten@gmail.com
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