職人が内装・表具の確かな技術を発揮
中国・唐の時代に生まれたといわれる表具は、遣唐使などの手により日本にもたらされ、室町から桃山、江戸時代にかけての茶道の隆盛とともに磨かれ、わが国独特のものになりました。数百年前の書画が今も美しく保存されているのは、表具によって書画の本紙をはじめ、周囲を裂や和紙で補強し、仕立て直しているためです。表具の材料は、和紙、裂地、水、糊と単純だが、それだけに細やかな紙の扱いや刷毛さばきには永年の修練が必要です。そのため、表具は、“水と刷毛による芸術”と呼ばれています。表具師には、名人・上手の記録に残る名前はたいへん少なく、表具師はあくまで舞台裏に徹していたことがうかがえます。
神山表具は、東京大田区に店を構えて80年、経師屋として創業。昭和40年ごろからは襖の家や屏風を飾る家が減ってきたことから、和紙を使用した壁紙のはりつけも行うようになりました。屏風や襖、壁紙の修理を伝統技法で手がける、大変貴重な工房のひとつです。
内装・表具を取り扱いながら地元に根付き、厚生労働大臣認定の国家資格を持った職人が壁紙、屏風、掛軸、網戸など、さまざまな商材に専門の技術をいかんなく発揮、確かな技術で暮らしの愉しみを提供致します。
株式会社神山表具
〒144-0056 東京都大田区西六郷2-6-13
TEL 03-3731-1375
FAX 03-3731-1385
info@Kamiyama-hyougu.com
https://www.kamiyama-hyougu.com/
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