型を使用せずに熱した鋼を叩いて形を作る
総火(そうひ)造り。
日本刀の製造に用いられた伝統製法である。
手持ち部分も含めて
1本1本総火造りで職人が手がけ、
日本刀の切れ味を持つ『TOKYO RAXA』が、
進化を遂げた。
石塚洋一郎、祥二朗親子は、伝統の羅紗切り鋏を
日常でも使える家庭用の鋏にしたいと、改良に取り組んだ。
主な変更点は、持ち手部分と刃部分だ。
持ち手部分のデザインを手に馴染む形状に変更し、
左右対称にすることで持ちやすくした。
手に取りやすく、思い立ったらすぐに使うことができる。
さらに持ち手の接点位置も見直し左右に隙間のある形状とした。
修理がしやすくなるなど、
安全性とメンテナンス性を向上させたのだ。
刃部分は安全性を考慮して刃渡りを約10mm短くし、
刃の幅を広く刃先に丸みを持たせた形状に変更した。
これらの変更、改良によって完成したのが、
『TOKYO RAXA2』である。
子どもも含め誰でも安心して使える安全性、
世代を超えて長く使うことができるメンテナンス性の高さ。
そしてコストの低減も実現した。
もちろん製法は従来と同様の総火造りである。
伝統技術による本物の切れ味を、
家庭で体感することができる。
- TOKYO RAXA 2(トウキョウ ラシャ)
- 種類:1種
素材:鋼、軟鉄
サイズ:全長約200mm 奥行約80mm
希望小売価格:¥24,200(税込)
※本サイトに掲載している情報は2024年5月現在のものです。
※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。
※商品の仕様および希望小売価格は、予告なく変更することがあります。