軽くあおいだだけで、豊かな風量。
独特の籐のしなりが、
竹で骨組みをつくった従来の団扇を
あおいだ時とは、まったく違う風を起こす。
扇部には優しい風合いの和紙が貼られているが、
これは無形文化遺産細川紙。
手漉き和紙の向こうに透けて見える籐の骨組みは、
扇部の形状に合わせて渦を
巻くように成型されている。
団扇といえば扇部の骨組みは
放射状になっているものだが、
これが渦巻き状なのは新しい。
実はこの意匠を実現するために、
これまでの籐家具とは
違うつくり方を試行錯誤する必要があった。
骨組みだけではなく、
柄に巻いているのも籐。
籐は表面に硝子質を持つため、
触れたときに涼感がある。
また籐は刃物の持ち手に使われるように、
滑りにくいという性質がある。
一本一本職人の手により細く薄く加工した
籐が巻かれた柄はグリップ感に優れ、
涼感も誘うという機能も持つ。
風量が大きな「六角」タイプ、
ころんとかわいらしい形の「丸」、
コンパクトな「角」の3タイプを用意している。
- 籐と和紙のうちわ
- サイズ:
角 W160mm×H365mm×D10mm
六角 W220mm×H375mm×D10mm
丸 W230mm×H350mm×D10mm
素材:籐、和紙
希望小売価格:全て¥4,620(税込)
※本サイトに掲載している情報は2024年5月現在のものです。
※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。
※商品の仕様および希望小売価格は、予告なく変更することがあります。