TOKYO Teshigoto

「月鏡華」手鏡

43 その他

伝統工芸として受け継がれている彫金技術で
手鏡『月鏡華』を仕立てた田村尚子。
「伝統工芸を身近に感じてもらうために、
女性の持ち物を作りたい」
その思いが、ついに形に。
テーマは「月」。
日本に彫金の技術が伝えられたのは
古墳時代後期といわれており、
人類が古くから愛でている月を鏡に秘めたという。
満月をイメージした円形手鏡の裏面に、
金箔と銀箔を打ち込み
伝統の彫金技術で仕上げた月下美人を刻んだ。
どの方向から見ても楽しめるデザイン。
古代の金加飾技法である布目象嵌(ぬもめぞうがん)を施し、
金の含有率を変えて色にバリエーションを持たせた。
鏨で地金に3~4方向に刻みを入れ、
竹で仮止めし、銅で均し、鹿角や鉄の鏨で密着、
錆を吹かせた後に緑茶で煮出すという工程を踏んでいる。
鏡面は金属を磨く昔ながらの製法として、
敢えてガラスを使用していない。
また柄をつけず鏡のみにしたことにもこだわりがある。
月がテーマであること、
さらに平安時代を想起させる雅さを表現するためだ。
パッケージの桐箱はスタンドになるので
置き鏡として使うことも、
オブジェとして飾ることもできる。
手のひらに収まるサイズの丸鏡は月を持ち運ぶ感覚。
神秘性と優美さを兼ね備えた、
アーティスティックな商品。

「月鏡華」手鏡
種類:全2種
素材:純金、20金、18金、16金、銀、鉄、真鍮、ステンレス、ダイヤモンド
サイズ:縦85mm×横85mm×厚さ4.0mm 108g
希望小売価格
Rich:\130,000(税込)
Premium:\180,000(税込)

※本サイトに掲載している情報は2024年5月現在のものです。

※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。

※商品の仕様および希望小売価格は、予告なく変更することがあります。