TOKYO Teshigoto

有限会社 加瀬ラタン工芸

25 東京籐工芸

伝統を丹念に編み込む、職人の心と技

主に東南アジアに生息するヤシ科の植物である籐は、しなやかで軽く、堅牢であることが特徴です。「東京籐工芸は素材ありき」と断言する職人は、決して素材を無駄にはしません。組立はすべて手作業で行われ、釘が見えないようにする配慮がなされ、部位によって編み方を変えるなどの技は、素材を100%生かして機能性を追求する職人の心意気と技術力の高さのあらわれです。

加瀬ラタン工芸は、1955年(昭和30年)創業。籐の特性を活かした手仕事の商品で、一つひとつの風合いが微妙に異なるのも特徴です。温もりあふれる肌触りと自然な感触は、100%自然素材だからこそ。江戸時代からの伝統を一つ一つ丹念に編み込む職人の心と技、時間をも巧みに織り込んだその手仕事は、使うたびにしっとりと馴染んでいきます。
加瀨ラタン工芸では、山川ラタンの籐家具作りの概念を継承しつつ、和家具を基本に時代に合ったアイテムを「籐」という天然素材を熟知し、その特性を最大限に生かして優れたデザイン(強度との調和)と、熱のこもった職人技で商品を作り上げております。 手作りならではの伝統的な製作技術に加え、現代風の新しいデザインにも意欲的にこだわっています。

 

有限会社 加瀬ラタン工芸
〒288-0002 千葉県銚子市明神町1-49-2
TEL 0479-22-5477
FAX 0479-22-7476
https://www.kaserattan.co.jp/

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