TOKYO Teshigoto

江戸小紋のはじまりは、
武士の裃(かみしも)の柄染だといわれている。
遠目には無地のように見えるほど細かな小紋は、
さりげないお洒落として着物に用いられ、
江戸時代半ばには庶民たちの間でも着られるようになった。
『KOMON WOOD CLOCK』は、そんな江戸の人々のお洒落心を
現代の暮らしに寄り添う形でいまに伝えてきた
富田染工芸が手がける飾り時計だ。

こだわりの国産無垢材でできた盤面に、
一つひとつ手刷りで江戸小紋の伝統的な文様を施した時計は、
繊細で細か小さな柄だからこそ、
どんなインテリアにもなじむ。
時計のデザインは、
木の風合いを活かすように施されたデザインされた「MIYABI」、
江戸小紋の柄をアート作品のように木の額縁に収めた「GAKU」、
丸みのあるフォルムが可愛らしい「KOBANA」の3種類。
それぞれの時計のデザインに合わせるように、
富田染工芸に伝わる数万柄もの伊勢型紙の中から、
野花に松竹梅、かご目、ひょうたんや宝尽くしなどの
定番の文様たちが選ばれた。

慌ただしく時間に振り回され、
一日を秒単位で過ごすのではなく、
『KOMON WOOD CLOCK』とともに
スローライフなひとときを過ごしてほしいという思いを込めたと、
富田染工芸の五代目・富田篤さんは言う。
体内時計の動きや日の傾きなどを感じたときに、
ふと目にすると癒しになるような時計だ。

KOMON WOOD CLOCK
素材:国産木材(けやき・タモ)、顔料インク、時計ムーブメント(SEIKO SKP)、時計の針(アルミ、真鍮)
サイズ:
【MIYABI】直径284 mm×厚み50 mm、約690g
【GAKU】縦212 mm×横212 mm×厚み50mm、約510g
【KOBANA】直径160mm×厚み30mm、約280g
種類:3種類
希望小売価格:
【MIYABI】¥36,300(税込)
【GAKU】¥30,800(税込)
【KOBANA】¥25,300(税込)

※本サイトに掲載している情報は2024年5月現在のものです。

※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。

※商品の仕様および希望小売価格は、予告なく変更することがあります。