TOKYO Teshigoto

向こうに見える景色を借りて、
一つの世界を作り上げる「借景」。
この「借景うちわ」を使って、 景色を切り取ってみる。
すると現れるのは、江戸と現代が交差する不思議な世界。
北斎の「神奈川沖浪裏」の大波が高層ビル群に波しぶきをかけ、
写楽の「三世大谷鬼次の奴江戸兵衛」が
飛行機の飛ぶ現代にタイムスリップする。
もともと大胆な構図で知られる北斎、
写楽の木版画を トリミングして
団扇の扇面に貼り、
さらに絶妙なポイントをレーザーカッターで
切り取ってしまうという大胆さ。し かも、
貼っいるのは伝統的な手法で摺った本物の木版画だ。
この新奇性、 江戸っ子が目にしたら飛びつくに違いない。
千葉県の伝統工芸品“房州うちわ”と
コラボレーションして 製作された
「借景うちわ」は、木版画一枚とセット。
同じ部屋の窓辺には、外の景色を取り込むように
「借景うちわ」を飾り、
壁には額に入れた木版画を飾るというのも面白い。
宵には「借景うちわ」と灯りを組み合わせて影絵を映し出すのも洒落た楽しみ方だ。

神奈川沖浪裏、尾州不二見原、五百らかん寺さざゐどう、三世大谷鬼次の奴江戸兵衛
サイズ:うちわ W245mm×D12mm×H370mm、
木版画 W400mm×H280mm
素材:和紙、竹
希望小売価格:¥63,800(税込)

※本サイトに掲載している情報は2024年5月現在のものです。

※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。

※商品の仕様および希望小売価格は、予告なく変更することがあります。