TOKYO Teshigoto
2018.03.23

【三味線キット教室】で三味線をつくって弾いてみよう!

職人体験ワークショップ

-----------------------------------------
●内容:三味線キット教室(小じゃみチントン)
※チントン寸法 : 全長71センチ、幅/天神部20センチ・胴部/15センチ、厚み 胴/3.6センチ
●参加費:5,000円(税込) ※材料費込み
●所要時間:約30分(制作時間。接着剤が乾くまで多少時間がかかります)
●ご予約方法:
下記のいずれかの方法で、「①ご連絡先、②ご希望日時、③参加人数」をお知らせください。
TEL : 03(3696)5501/FAX :  03(3696)0890/E-mail : info@syamisenya.jp
●備考:本格的な三味線を手作りする教室も別途開催しています。ホームページでご確認ください。
-----------------------------------------


組み立て体験をする鈴木さん

短い時間で組み立て、すぐに一曲弾ける!?

三味線と聞くと、伝統芸能の世界に関わる人の特別な楽器と思われがち。ところが江戸時代の三味線は、誰でも気軽に弾ける大衆楽器。誰かがペンと弾けば、その場に集う仲間たちと歌合戦が始まるといった親しみやすい伴奏楽器だったそうです。今回ご紹介するのは、そんな三味線を気軽に楽しむため開発された「小じゃみチントン」の組み立て教室。約30分で組み立てたら、キットについている譜面をみながら一曲弾けてしまうというから、三味線初心者も満足できること間違いなし!! 体験してくれたのは「子どもの頃、バイオリンを習ってました」という鈴木さん。三味線の仕組みや独特の音に、興味津々で取り組んでくれました。

まずはキットの中身を確認!

今回、組み立てる「小じゃみチントン」は、入門者向けに開発されたミニ三味線。できあがりの全長が約71センチとサイズも小さいですが、胴に張ってあるのも動物の皮ではなく合成紙ユポというもの。とても強い素材なので、取扱いも楽なのだそう。三味線キット製作のスタートは、キットの中身の確認から。キットには次のものが、パッケージされています。
①棹 ②中木 ③胴 ④糸巻き×3 ⑤駒 ⑥糸×3 ⑦譜尺 ⑧紙やすり ⑨のり ⑩説明書 ⑪楽譜(さくらさくら)
説明書も分かりやすく書かれていますので、自宅で組み立てることもできます。教室だと、ちょっとしたコツや、初めての演奏に挑戦する際に教えてもらえるのが安心ですね。

のりで棹と中木を固定する

それでは、組み立てのスタート。まずは棹(さお)と中木(なかぎ)を、付属ののりで接着します。のりは指で平らになるよう伸ばした方が、はみ出しも少なく綺麗につきます。のりがはみ出た場合は拭き取り、しっかり接着するまで固定して待ちます。

中木を胴に差し込む

棹と中木が接着できたら、中木を胴に差し込みます。胴が無地のものの場合は、どちらから差し込んでも大丈夫ですが、胴に絵が描かれているシリーズのものなら、絵の上側に棹がくるように差し込みます。胴の下側から中木が出ていることを確認します。中木と胴は接着剤などで固定しませんが、後ほど糸を張ることで動かなくなるそうです。

糸巻きを棹に差し込む

次に糸巻きを棹に差し込みます。糸巻きの先端には、青、赤、黄の色が付けてあります。棹にも同じ色がついているので、同色同士を確認しながら差し込みます。

三本の糸を張っていく

中木の先に開いている穴に、下から糸を通していきます。糸は、太い青、中くらいの黄、細い赤の3本です。糸が抜けないように端には玉結び(2回)を作っておきます。

三本の糸を糸巻きに巻いていく

糸を同じ色の糸巻きの穴に通します。通したら先端に玉結びを作って、抜けないようにしてください。三本とも通ったら、一の糸(青)が一番左側、二の糸(黄)が真ん中、三の糸(赤)が一番右側に収まるように糸を巻き上げていきます。最後に三本まとめて持ち上げ、下に駒を滑り込ませます。大体、胴の下から4.5センチの位置に置き、三本の糸が等間隔に並ぶように調整すれば完成です!

「二上り」に調律する

付属の楽譜は「さくらさくら」。楽譜には、どの糸のどの場所を押さえるのかが図示されていますが、慣れるまでは譜尺を棹に貼って練習します。譜尺を貼ったら、調律をします。三味線には主に三種類の調律「本調子」「二上り」「三下り」がありますが、今回は「さくらさくら」を弾くので「二上り」に合わせます。一の糸から順番に、ソ・レ・ソに合わせます。三の糸が一の糸のオクターブ上の音になります。厳密に合わせるというより、歌い手の声の高さに合っていれば大丈夫です。

さくらさくらを、弾いてみよう

調律ができたら、いよいよ演奏に挑戦です。最初は譜面と譜尺を見比べながら、確認するように弾いていた鈴木さん。2回目、3回目と弾くうちにみるみる上達していき笑顔がこぼれます。ちょっと練習したら、人前で披露できそうな勢いです。もっと他の曲を弾きたいという方のために、三弦司きくおかさんでは譜面を用意しているそうなので、教室に参加した際に問い合わせてみてください。糸が切れた、といった相談にも応じてくださるそうです。ぜひ、三味線キット教室を体験して、和楽器のある楽しい世界に足を踏み入れてみてください!


今回、体験指導をしてくださった「三絃司きくおか」の河野さん


「三絃司きくおか」は、この看板が目印。


胴にカラフルな和柄がプリントされたシリーズもあります。今回ご紹介した教室で用意したキットではなく和柄がいいと言う方は、ご予約の際にご相談ください。材料費が異なりますので、ご注意ください。

----------------------
●事業者名:三絃司きくおか
●住所:東京都葛飾区東四つ木1-7-2
●営業時間:10 : 00〜17 : 00
●定休日:日曜・祝祭日
●ホームページ:http://www.syamisenya.jp/
●アクセス:京成押上線「四ツ木」駅徒歩8分
----------------------