TOKYO Teshigoto
2019.06.04

【木版画体験】で、羽子板を作ってみよう!

職人体験ワークショップ

  • 内容:木版画体験(羽子板)
  • 参加費: 15,000円(税込) ※材料費込み。※木版画1枚がお土産に付きます。木版画は「東海道五十三次」「江戸名所百景」「富嶽三十六景」などの中からお好みの一枚をお選びください。但し在庫がない場合もあります。
  • 所要時間:約90分(制作のペースによります)
  • ご予約方法:2週間前までに下記お電話にて、①ご連絡先、②ご希望の日時、③参加人数 をお知らせください。 TEL:03(3814)2801

 

楽しみがいっぱい詰まった、木版摺り体験!

写楽の役者絵や北斎の富嶽三十六景。木版画は、多くの人に知られている伝統工芸の一つです。でも、その木版画を摺る体験をしたことのある人は、限られているかもしれません。安政年間から続く浮世絵木版画工房「高橋工房」では、江戸木版画の文化を広く伝えるため、様々な体験プログラムを用意しています。体験プログラムには、木版彫り、木版摺りがありますが、木版摺りの体験はハガキを摺るもの、団扇や和綴じ本に仕立てるものと多彩。今回は、そんな多彩なプログラムの中から「羽子板」づくり体験を紹介します。この「羽子板」は飾って楽しめるだけでなく、実際に羽根をついて遊べるのがミソです。

自分で摺った木版画を羽子板に仕立てます。羽根も付いてきます。

木版摺りを体験する小泉さん(写真右)。体験指導をしてくださったのは、高橋工房の早田さん(写真左)。

まずは2種類の木版摺りに挑戦!

まずは、木版摺りの体験から。小泉さんが選んだのは、「流水紋に紅葉」と「写楽の役者絵」の2種類です。「流水紋に紅葉」は3色摺り、「写楽の役者絵」は5色摺り。それぞれ、3版、5版の多色摺りとなります。

「流水紋に紅葉」の青版に向かう小泉さん。絵の具を木版の凸面に載せます。早田さんによると、この時ベタ塗りをする必要はないそう。そして次に、載せた絵の具をブラシでやさしく円を描くように伸ばしていきます。

絵の具を伸ばしたら紙を「見当(けんとう)」という木版に刻まれた目印に合わせて置き、バレンで上からこすって紙に絵の具を写していきます。この時、絵の具を写したいところだけをこするのがコツ。余計なところをこすると、図柄と関係のないところに色がついてしまいます。摺り残しがないか確認したら、紙の端を持ってあげ、次の色の木版に絵の具を置き、摺ることを繰り返していきます。「流水紋に紅葉」は3色摺りですので、3回繰り返すことになります。

「写楽の役者絵」の方は、4版目まで全貌が掴めないのが面白いところ。最後の黒版を摺ると、役者の輪郭が現れ思わず感嘆の声があがります。通常は黒の版から摺りますが、体験では敢えて後に回して完成時の感動を味わってもらっているのだそうです。

木版画を切り取り、羽子板に貼る!

しっかりと「写楽の役者絵」も摺れたところで、木版画を使った「羽子板」づくりに移ります。

「羽子板」の型を木版画に載せ、切り取る場所を決めていきます。同じ図柄の木版画でも、切り取り方でまったく違う印象になるところが面白いところです。

切り取った木版画を羽子板に貼り、お好みでマスキングテープや落款で飾って仕上げます。飾ってよし、遊んでよしの「羽子板」の完成です!

お得な体験のあとは、工房併設のお店も覗いてみて!

今回ご紹介した「羽子板」づくり体験には、なんと木版画が1枚お土産に付いてきます。「東海道五十三次」「名所江戸百景」「富嶽三十六景」などのカタログの中から、お好きな一枚を選んでいただけます。高橋工房には木版画のポチ袋やハガキなどを販売するコーナーもあります。体験のあとは、ぜひお店も覗いて楽しい一時をお過ごしください。

  • 事業者名:高橋工房
  • 住所:東京都文京区水道2-4-19
  • 営業時間:10 : 00〜18 : 00
  • 定休日:土日祝日・年末年始
  • ホームページ:http://takahashi-kobo.com/
  • アクセス:東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅より徒歩5分