TOKYO Teshigoto
2019.04.12

伊勢型紙を使った【染体験】で、ランチョンマットを染める!

職人体験ワークショップ

  • 内容:染体験(ランチョンマット)
  • 参加費: 5,000円(税込) ※材料費込み
  • 所要時間:約120分(制作のペースによります)
  • ご予約方法:2週間前までに下記お電話にて、①ご連絡先、②ご希望の日時、③参加人数 をお知らせください。

TEL:03(3611)5019
備考: *2名様からお申し込みいただけます。 *エプロンをご持参の上、動きやすい靴でご参加ください。 *外国の方の体験は、日本語のわかる方の同行をお願いいたします。

染体験に挑戦する迎さん(写真左)。体験指導をしてくださったのは、大松染工場の中條康隆さん(写真右)。

本物の伊勢型紙を使った、伝統工芸体験!

江戸小紋などの型染めに使われる「伊勢型紙」。この型紙を使った染めの体験ができるのが、墨田区八広にある大松染工場です。大松染工場は江戸小紋や江戸更紗をはじめとした伝統の染色技術はもちろん、化学繊維や皮革などへの染色技術も持つ工房。工房には貴重な染色資料が展示される「江戸小紋・江戸更紗博物館」が隣接しており、歴史なども学べるようになっています。体験者の迎(むかえ)さんは、染体験をするのも染色の仕事場を見るのも初めてとのこと。体験指導をしてくれる中條さんの説明に、熱心に聞き入ります。

体験の前には、中條さんから一通り江戸小紋の歴史や由来、工程の説明があります。「これが絹を染める時に使う糊。肌色でしょう? 餅粉と糠で出来ているんです」。座学ではなく、実際に使う材料や道具を見せてもらいながらなので、とても分かりやすく楽しい時間です。説明が終わると、実際に手を動かす染体験のスタート。エプロンを身につけて隣の部屋「板場(いたば)」へ移動します。

テニスコート1面くらいありそうな「板場」。

ここではまず、ベニヤ板に糊をつけてヘラを動かす練習をします。これは本物の伊勢型紙を使用した時に、型紙を切ってしまわないように行う練習。ヘラに糊をとって板の左下から上に糊をのばし、次に下に糊をのばしていく動作を繰り返します。「力の要れ具合が難しい」と迎さん。大体慣れてきたところで、使う型紙を選びます。

用意してくれた伊勢型紙から好みの柄を選びます。幾何学模様にするか、流水や花が描かれた模様にするのか悩むところ。迎さんは菱形に意匠が並ぶ幾何学模様の型紙を選びました。そして次が、いよいよ伊勢型紙を使った体験。板場に張った白生地に型紙を継いで「型付け」をしていく体験は珍しく、この体験を目当てに全国から人が集まってくるのだそうです。

伊勢型紙は縦約30センチ、横約38センチのサイズ。着物一反分(約13メートル)の江戸小紋を染めるには、一枚の伊勢型紙を45回動かして柄をつなぎ合わせていかなければなりません。伊勢型紙には「ホシ」という小さな穴が空いていて、これを目印に柄を合わせていくのですが、これが大変難しい。ピタッと柄を合わす職人さんの凄さが分かります。

最後に練習の成果を、ランチョンマット制作で披露!

糊とヘラの使い方、白生地で柄をつなぐ体験が終わったら、今日学んだことの総仕上げ(?)、ランチョンマットの制作です。大松染工場で予め染めた5色の生地から、好きな色を選び、伊勢型紙と金糊を使って色づけをします。

今日の体験で身に付けた知識をフル稼働させながら、一点一画。期待と緊張が入り交じる中、型紙を上げてみると。

美しい仕上がり!思わず笑顔がこぼれます。

貴重な資料が展示された博物館も併設。充実の2時間体験

迎さんが選んだグリーンの生地に、金色の模様が映えてとても満足いく仕上がりに。ランチョンマットは、この後20〜30分乾かしたらそのまま持ち帰れます。通常の体験では、乾かしている時間を利用して「江戸小紋・江戸更紗博物館」を見学したり、併設される工房ショップでのお買い物を楽しんでいただくそうです。この体験の所要時間は、大体2時間程度。お友達を誘って、ぜひ楽しい時間をお過ごしください。

[大松染工場]の『江戸小紋・江戸更紗博物館』。館内には資料が展示されているほか、ショップも併設されています。

  • 事業者名:大松染工場
  • 住所:「江戸小紋・江戸更紗博物館/工房ショップ」 東京都墨田区八広2丁目27番10号
  • 営業時間:13 : 00〜17 : 00
  • 定休日:土日祝日・年末年始
  • ホームページ:http://edokomon-daimatsu.com
  • アクセス:京成押上線「京成曳舟」駅 東改札口より徒歩15分 駐車場完備 ※お車でもお越しいただけます。